形状記憶シート!?Avery エイブリーのカーラッピングシート

Avery 1000シリーズ Avery Supreme Wrapping Film

先日材料屋さんの展示会が福岡で開催されたので行って来ました。
最大の目的は「Avery エイブリー」さんのカーラッピングフィルムの実演、とフィルムの説明を聞く事です。
(Avery 1000シリーズ AveryとSupreme Wrapping Film)
Avery エイブリーさんのカーラッピングフィルムに興味を持った理由は下の動画を見たからです。

How to Wrap a Car with Avery Graphics new Supercast Digital Films

How to Wrap a Car with Avery Graphics new Supercast Digital Films外部リンク

素晴らしく簡単に凹み部分の処理をしているのが分かります。
「こんな処理じゃ後で浮き上がっちゃうよ!」と動画に突っ込んでましたが、エイブリーさんの話を聞くと納得。目からウロコでした。

可塑剤

塩ビって元々固い物。硬い塩ビを柔らかくするのが可塑剤だそうです。
カッティングシート、インクジェットシートやラッピングシートの大半が、素材は塩ビ、なので可塑剤が使われています。

早い話、貼り込み施工をして「このまま動かないで!後日浮いて来たりメクレて来たりしないで!」って箇所に、ドライヤーで熱を加えて、可塑剤を飛ばしてしまえば良いそうです。(ポストヒーティングするタイミングや、定められた温度でポストヒーティング等の条件があります)
すっげ〜〜〜!

粘着剤は位置決めがしやすい構造、エアー抜もしやすい構造となっていていたれりつくせりの万能シートでした。
(シートとは、Avery 1000シリーズ AveryとSupreme Wrapping Film)

施工の実演を拝見させて頂いて、印象に残った言葉があったので記載しておきます。

  • 「熱を当ててシートを伸ばすのでは無く、温めてシートを柔らかくして形を作ってあげる。」
  • 「貼り込みが上手く行かなかったら一度剥がしてシートを温めてあげて、元通りにしてチャレンジする。慌てず時間を掛けて丁寧に」
  • 「下地処理の車の洗浄は、貼り込み施工より時間が掛かる時もある。それほど念入りにする」
  • 「車のパーツは基本、外せる物は外す」

全ての塩ビシートがこのような特性を持っている訳ではございませんのでお間違えの無いように。
また、ここに記載した事は僕個人が感じた事聞いた事なので保証となるものではありません。